SA-801D一枚のカバーから始まった、エアコン洗浄の進化
『エアコンを取り外さずに、その場で洗浄できない?』
今では当たり前になっている「設置したままのエアコン洗浄」ですが、最初から当たり前だったわけではありません。
エアコンカバーサービスの壁掛用エアコン洗浄カバー、SA-801D(現在の品番)。
このカバーには、長い年月をかけて現場と向き合ってきた歴史があります。
きっかけは、「設置したまま洗いたい」という声
当時のエアコン洗浄は、エアコンを取り外して持ち帰り、洗浄した後に再び取り付けるという方法が主流でした。もちろん、それには時間も費用もかかります。
エアコンを設置した状態で丸洗いしたい
とある家電メーカー様の声が、開発の出発点でした。しかし、言うのは簡単でも、実際に作るとなると話は違います。
- 水を使う以上、素材はどうするのか
- エアコンをどう覆うのか
- 洗浄水をどこへ流すのか
- 作業する人が使いやすい形とは何なのか
- 袋のような形にすれば水は受けられる
- しかし、作業性が悪い
- 長方形にすれば作業はしやすそう
- しかし、うまく固定できない
『無いものを作る』というのは、思っている以上に難しい。
そして生まれたSA-801
試作しては現場で使い、また改良する。その繰り返しから生まれたのが、壁掛用エアコン洗浄カバー『SA-801』です。
記念すべき最初の製品は塩化ビニール製の長方形。現在のSA-801Dとは、見た目も細かな仕様も違います。それでも、そこには現在まで変わらない基本的な考え方がありました。
『エアコンを設置したまま、安全に、効率よく洗浄する。』
それがSA-801の原点です。
SA-801を一緒に開発した人たち
家電メーカー、家電メーカーのサービスマン、ビニール工場の職人さん、ビニール生地の専門商社、さまざまな人が一つの目標に向かって力を合わせた結果が新たな価値を生み出すことにつながりました。
試行錯誤を繰り返し、時には意見の相違から熱くなり過ぎることも。それは、お互いに真剣だからこそではないでしょうか。アナログの全盛期です。人と人のつながりによって販売するに至ったのです。
最初は、一緒に開発した家電メーカー専用でした。それが他のメーカーにも情報が伝わり販路が拡大したのです。
エアコンカバーサービスの初代社長の岡田にとっては、振り返ると奇跡のようなタイミングと人に恵まれたとのことです。そして今に至るまで30年以上製造できるとは!
つづく・・・
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