エアコン洗浄のクレーム
エアコン洗浄を業者さんにお願いしたときに、残念ながらクレームになってしまうケースがあります。
内容は次のようなものです。
壁に水が染みて痕になった。
ビニールクロスであれば、すぐ拭取れば大丈夫な場合が多いですが、
和紙や塗り壁は拭いても元に戻らないことが多いです。
和室に設置されたエアコン洗浄はかなり神経をつかいますね。
床に排水が落ちて変色した。
畳は要注意です。
床が傷ついた(工具などを落下させてしまったため)。
フローリングは一度傷がつくと元に戻せません。
クッションフロアや畳はクッション性があるのでドライバー程度でしたら大乗なことが多いです。
エアコンからキーキー異音が発生する。
異音が発生するのは、エアコンの可動部分の取付に問題が発生してます。
例えば、ファンやお掃除ロボットです。
ファンの軸の部分に潤滑油を付ければ異音がなくなるケースもあります。
これは異音発生する部分を見極めて対処するしかないですね。
お客様の感想やクレームから、技術的なことよりも、
基本的なこと、すなわち少し注意したら回避できたことがほとんどです。
お客様宅で作業するのですから一層の配慮が必要になります。
お客様は部屋の中の水作業というだけで結構不安になりますからね。
顧客満足度アップのために
それではお客様宅の作業の際はどのような点に注意すればよいでしょう。
作業のスキルをアップする
これはもういうまでもありません。
何十台とエアコン洗浄を経験すれば自ずと段取りやエアコンの構造も把握できます。
またメーカーごとの特徴もわかるようになりますね。
専用の道具を使用する
お客様へ安心感を与えるためには、作業時の水の飛散防止のためのエアコン洗浄シート、
壁保護用シート、専用の洗浄機、床養生の防水シートなどです。
市販のビニールなどを利用して簡単に養生することも可能な現場もありますが
プロとしてお金をもらう以上「見せ方」も重要な要素かと思います。
事前確認
エアコン洗浄の作業をする前に、エアコンが正常に作動するかチェックしましょう。
また異音がないかも確認が必要です。
お掃除ロボットの動きもお忘れなく確認して下さい。
また壁や床の傷やシミもお客様と一緒に確認するとよいでしょう。
以上普段作業されている方には当たり前のことかもしれませんが
これから洗浄を始める方にとっては何かの参考になれば嬉しいです。