スタッフの加藤です。いつも当ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
私の趣味の一つに格闘技観戦があります。実戦経験はありません。観る専門です。その中でもボクシングは物心ついたころから大好きで現在に至っております。当然、子供達もボクシング観戦が大好き!中学生の長女もかなり詳しいボクシングマニアです。ただし学校ではこの知識を全くと言っていいほど披露していないそうです。
そんまボクシング大好き一家にとって、2018年3月1日は一生忘れることのできない日になりました。
ご存知のとおり、元WBC世界バンタム級チャンピオンの山中選手の最後の試合の日です。対戦相手のルイス・ネリ選手には、各方面から非難が浴びせられておりますのでここではコメントしません。相手がどんな状況であれ、山中選手のボクシングが、私達ファンが知っている「ボクシング」ではなかったように感じました。
自身最高の仕上がりといっても、年齢には抗えないということでしょうか。今までの王者たちも引退の決め手となった試合は、いつものパフォーマンスができない状態でした。
それがボクシング!
最後まで笑顔でリングを降りれるのは稀なこと。さまざまな想いが交錯したでしょうが、山中選手の表情は、やり切った感がありました。最高の世界チャンピオンの一人であったことに変わりはありません。負けた試合にフォーカスされますが、今まで何回私達を元気づけてくれたことか!
インタビューでファンの人たちへの感謝をコメントしておりましたが、私達ファンの方こそ感謝の気持ちでいっぱいです。これからもボクシングは続きます。また素晴らしいバンタムのチャンプも出てくることでしょう。将来ボクシングのバンタム級の話をするときに、山中選手は絶対名前が挙がる選手です。辰吉、長谷川などと同じように。。。