洗浄シートの制作
いつも当社製品をご利用いただき誠にありがとうございます。
今日はエアコン洗浄シートの製造から販売に至る過程をご紹介いたします。
当社定番のエアコン洗浄シートは、エアコンの形状に応じて、壁掛用エアコン洗浄シートと天カセ用エアコン洗浄シートの2つに分けられます。いずれもダイオキシン対策素材であるオレフィンという生地を使用しております。
素材の特徴は、透明度が高く、低温時(冬の時期)でもソフトで使いやすいことです。
塩化ビニール素材の特徴とは異なります。
以前は当社洗浄シートはすべて塩化ビニール製でしたが環境配慮への機運が高まる中で、お客様からのご意見も参考に思い切ってオレフィンという素材に変更になったのです。
作り方は従来の塩化ビニール製の洗浄シートと同じなのですが、生地と生地の圧着が格段に難しくなりました。
ウェルダー加工というのですが、重ね合わせた生地を熱で溶着します。テンションのかけ具合と時間が適切でないと強度がでません。
洗浄シート制作のために熟練の加工職人が一枚一枚製作してくれてます。
一番注意しなければいけないのが本体とホースの連結部分です。
それぞれを別に制作し、最後に溶着するのですが、円形という形もあり、また複数の生地が重なるため細心の注意必要な工程なのです。
洗浄シートの検品
工場から納品された洗浄シートもそのままでは販売することはできません。
すべての商品の溶着がきちんとなされているか1枚1枚検品をします。
目で見て手指で触って・・・引っ張って確認しています。
工場出荷時にも確認はされておりますが、さらに確認を重ねることで商品を検査します。
ここで溶着が不十分などの不具合があるものは工場に戻され、不具合のあった部分を修正します。
そして検品を経た洗浄シートのみ販売用のビニール袋に入れ、出荷待ちの場所で保管されるのです。
洗浄シートの買い替え時期
お客様から、何回くらい洗浄できるのか?という質問をよく受けます。
使い捨ての商品ではないので、使用環境にもよりますが通常、数十台洗浄することは可能です。
100台洗浄したという方もいらっしゃいました。
買い替えの時期ですが、透明度がなくなり溶着部分が剥がれてきたときです。
お客様のお宅で使用するものなので、あまりにくたびれてきたら新しい商品に交換していただいたらよいでしょう。
また商品は細心の注意をもって検品したものを出荷しておりますが万一不良品がございましたら遠慮なくお申し出ください。
数回の使用で溶着部分が剥がれたような場合も同様です。
すみやかにご対応させていただきます。