スタッフの加藤です。いつも当ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
先日、クライスラーのJEEPディーラーに行ってきました。JEEPといえばラングラーが有名でSUVの製造一筋の自動車メーカーです。ラングラーはいわゆるジープのアイコンといえるほどの車だと個人的に思います。やはり実物を見て触って試乗しないとわからないことが多いですね。細部にわたるこだわり満載の車でしたね。アメカジ大好き世代にはど真ん中の自動車メーカーではないでしょうか。
エアコンカバーサービスのメインアイテムといえばエアコン洗浄カバーです。こちらの製品は日本製です。一時海外での製造も検討したことがありましたが、クオリティーやら何やらの問題で軌道に乗せることはできませんでした。
現在、日本のビニール加工は衰退の一途です。人件費の安い国に工場が移転したため国内で残っている工場がなんとか頑張っている状況です。また世代交代がすすまないといいますか後継者がいないというのは他の業種と同様日本の中小企業全体の問題でもありますね。
当社のエアコン洗浄カバーは、ロールの生地(原反)を裁断し、溶着し、立体化していくという一連の作業を熟練の職人さんたちで行っております。エアコン洗浄カバーを作り始めて20年、ビニール加工歴30年以上のいわばレジェンドです。
ビニール加工の経験があればだれでもできるというものではありません。カットした生地のパーツとパーツを溶着するときの温度・時間が毎日微妙に異なるため、人間の感に頼るところが大きいとのことです。
簡単な形状や使い捨ての安価な製品でしたらここまでの拘りも必要ないかもしれません。エアコン洗浄カバーは、お客様のエアコンをきれいにすることで快適な環境を提供することができ、それによって生活の糧を得ることができるという「価値」がございます。
すべて検品のうえお客様のお手元にお届けいたします。また細心の注意をもって製造しておりますが、万が一製品に不良がございましたらすみやかに新品交換等の対応をいたします。
こちらの工場は、3人のチームワークが抜群です。ホースを付ける人、各部を溶着する人、生地をセットする人(たたむ人)とそれぞれのパートに分けて作業しております。