エアコン洗浄機:水を吸わなくったときの直し方

エアコン洗浄機が水を吸わないときの簡単な調整方法をご紹介します。対応機種は、キョーワ(KYC-20A)、丸山製作所(ESW-28K、ESW-30K-1、洗太郎プロ)、コンパクト洗浄機(ES-15K、ES-18K)です。

モーターは動くが吸水しないときの原因と対処法

『電源は入るけど吸水しない』一番多いお問合せです。いくつかの原因が考えられますが最大の原因は3つに絞られます。

原因1:吸水弁の固着
こちらが最も多い原因ですね。洗浄機の吸水部分の弁がシリンダーに固着してしまい、電源を入れても弁が作動しないのです。久しぶりに洗浄機を使用したときに多発する原因です。水作業をしますので弁の部分が乾燥して張り付いてしまうのです。

対処法としては、吸水弁の内部(赤い➡)をドライバーなど細い突起物で数回突いて下さい。これによって弁の固着が解消されます。電源を入れたときに、吸水ホース取付口に手のひらを当ててみて、手のひらが吸い付くようだとOKです。

原因2:加圧状態
洗浄機の内部、吐水ホース内に圧力がかかったままの状態だと、電源を入れても吸水しません。対処法としては、グリップを握って圧力を逃がすか、圧力計を最弱にしてから始動させるかです。

原因3:部品の損耗
吸水弁部分の部品が損耗により、劣化していると、吸水しません。使用頻度にもよりますが、上記原因1、2の対処をしても回復しない場合には、部品の損耗が疑われます。部品交換の場合には、当社での修理対応となります。

モーターが動かないときの原因と対処法

モーターそのものが作動しないときは電気系統のトラブルとなり、その場で元に戻すのは困難なケースが多いです。

原因としては、断線、ブレーカー作動が多いです。当社で修理対応させていただきますので、まずはお問合せ下さい。

その他の原因

意外と多いのがゴミによる詰まりです。ノズル先端が目詰まりしていたり、吸水弁にゴミが付着し、吸水を妨げていたりする場合です。

洗浄機の使用後は、最後に水通しして下さい。水だけ使用している場合はよいのですが、洗浄剤も使用される方は、洗浄剤の成分が乾燥して固まり、目詰まりの原因になることがあります。

また長く洗浄機をお使いいただくために、使用後は、ホース類をすべて本体かた取り外し、直射日光の当たらない場所で充分乾燥させてください。ちょっとしたメンテナンスを続けていただくだけで、洗浄機の「もち」が変わってきます。

さらに作業中の故障などアクシデントに対応するために、複数台ご用意いただくのも安心です。

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