エアコン洗浄シート:エアコンクリーニングの手順がわかる

壁掛用エアコンの洗浄方法

壁掛用エアコンを洗浄するときの手順をご紹介します。作業の前に必ず、エアコンの作動を確認して下さい。次にエアコン洗浄の作業が可能なスペースを確保します。具体的には家具や雑貨などの移動、床養生のためのシートなどの準備です。水作業をしますので、飛散防止のために床の養生は必須です。後日、お客様とトラブルにならないためにも養生はしっかりしておいてください。エアコン洗浄といえば「養生」といわれるくらい大切な工程です。

では実際の作業に入る前に、電源を外し、前面の化粧カバーを外していきます。このとき必要なのはプラスドライバー。4か所ほどネジ止めされております。外したネジはなくさないようにポケットやビニールパックなどに入れておきます。

お掃除機能の電装部分を取り外します。洗浄後に取り付けるさいに迷わないよう、スマホのカメラで撮影しながら作業することもおすすめします。メーカーごとに配線が異なります。メーカーでは取り外しマニュアルのようなものは発行されておりませんので、経験を積まれるか、作業マニュアルDVDなどで事前に確認しておくと安心です。本体に残った電装部分には、絶対に水をかけないように、タオルなどでしっかりガードして下さい。

壁の養生も忘れてはいけませんね。当社では、壁保護用シート(AL-20)をご用意しております。床、壁、エアコンの養生ができましたら、次にエアコン本体にかけるカバーの取付です。当社では、2タイプありまして、ゴムでエアコンにかけるだけの簡単装着のオープン型エアコン洗浄シートとエアコンをフルカバーする定番のエアコン洗浄シート(SA-801D)です。作業環境やお好みでどちらか選択されてますが、どのような現場にも対応できるよう、両方あると安心ですね。

オープン型エアコン洗浄シート(SA-N08D)の取付

画像にあるとおり、ゴムでエアコンにかけるだけです。両サイドに飛散防止のプレートが付いているのが特徴です。作業性抜群ですが、注意点としては、オープン故に天井部分に飛び散らないよう細心の注意が必要です。洗浄機のノズルの角度、水圧も調整して下さい。天井部分は、マスカーなどを使用して養生する方もいらっしゃいます。

この商品は、エアコンクリーニングに携わる方のご意見から商品化されたものです。私も使用してきましたが、大変便利なエアコンクリーニングカバーであることは間違いありません!

エアコン洗浄シート(SA-801D)の取付

こちらは、皆様ご存知の定番のエアコンクリーニングシートですね。なんといってもフルカバー故の安心感があります。お客様に対しても、専用の道具を使用して「プロ感」をみせることで安心感につながるかと思います。こちらのシートは単体では使用できません。別売の支持金具(SP-20)2本と支持金具固定プラ(SP-KP)が必要です。

まず、支持金具です。短い方を壁とエアコンの間に差込み、長い方は、手前に扇型に広げます。左右の支持金具の中央に、支持金具固定プラを取付ます。その後、洗浄シートを取り付けます。サイドのゴムを絞って形を整えます。金具でシートが固定されてますので、作業に集中することができますね。また、シートの中で手元が少しくるってもフルカバーなので大事にはいたりません。

洗浄シートは消耗品です。当社のシートは使い捨てではありません。数十台は充分洗浄作業に耐えうるシートです。洗浄すればするほど利益を生む商品といえるのではないでしょうか。長く使用するためには、保管方法にもちょっとした注意が必要です。使用後は、水で流し、ウェスで拭き、直射日光のあたらない場所で保管して下さい。

エアコン洗浄シートの取付が完了したら、洗浄作業に入ります。洗浄剤を噴霧し、アルミフィン、送風ファンをしっかり洗浄して下さい。廃液は用法に従って処理します。また最初に取り外した化粧カバーも汚れておりますので、洗浄剤を使用してキレイにします。すべての作業が終了したら、取り外した部品を組み立て、作動確認をして終了となります。洗浄部分つについては、またの機会に詳しくご紹介します。

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